永久革命という旅

 

 〜永久革命という旅〜

「林さん、今から行っていいかい?話があるんだ。」
と、台風の影響で雨が激しく降る中、朝から長老のこんぴらさんから電話がありました。


毎日、新聞の折込広告の裏に書きとどめている最近の「こんぴら語録」を持って、傘をさしてこんぴらさんはやって来ました。
雨の日は農作業ができないので、これからの村のことや、ミカン畑のこと、そして日本の将来のことなどを色々と話しました。
今日持ってきてくれた9月6日の「こんぴら語録」には、こう書かれていました。

 

“指導者に依って国の政策もガラッと変わってしまうと思います。今、国会での平和安全保障をまとめたならば必ずアメリカと一緒になって戦争に巻き込まれる事は間違いないと思いますよ。どんなことがあっても、この法案を通してはならないんですよ。”

戦争体験者である87歳のこんぴらさんは、子供の頃この村の上空を低空飛行するアメリカの戦闘機から銃撃を受け、防空壕へ隠れた経験があるそうです。
その時、村から働き盛りの男がみんないなくなり、お祭りが途絶え、お米は全部国へ持って行かれ、本当に貧しく苦しかったと聞きました。

「戦争だけはしちゃいけない」と、切実に何度も言ってくれる戦争体験者が近くにいることは、戦争を知らない世代には貴重でありがたいことです。
こんぴらさんは、今の日本が戦争に近づいている危うさを、ヒリヒリするほど肌で感じているのでしょう。

昨晩、鴨川の里山デザインファクトリーで行われた「スマイルレボリューション・スクール」の勉強会は、政治学者・思想史家であり、第2次大戦後の日本の民主主義思想を主導した丸山真男氏のドキュメンタリーを観ました。

原発、戦争法案、TPP、基地問題など現代の日本の抱える闇に通ずる素晴らしい内容で、色々と考えさせられました。

以下、印象に残った丸山真男氏の言葉です。

「民主主義とは永久革命」

「他者感覚」

「抑圧の移譲」

「無責任体制」

「無関心が民主主義を破壊する」

「常に精神の冒険が必要である」

彼は、自由なる主体的意識を持つ自立した個人の確立が必要だと。
つまり一人ひとりが、自分で考え、判断し、発言し、行動し、精神的に自由で、自立した人間になることだと。
民主主義とは、その一人ひとりが主権者で、自由に発言し、民主主義社会という永遠に実現することのない人類の理想へ向かって、常に「永久革命」することだと。

日本は今、はじまったばかりかも知れない。
永久革命という旅をしよう。

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